【only1battle -KU ZEN ZETSUGO- 使用構築】ヒメンカ展開ダイジェット
おはようございます。生です。
【ポケモン剣盾】Lv1限定大会「Only1Battle -KU ZEN ZETSUGO-」開催のお知らせ : Lv1限定大会運営本部
約1年ぶりのOnly 1 Battleが開催されるという事で喜び勇んで参加してまいりました。
結果は32人中11位と、自分としてはもう少し上に行きたかったな〜という感想だったのですが、せっかくの剣盾初大会なので構築記事を残すことにしました。
構築経緯
発売前、「わたげ」という特性の効果を見た時からヒメンカを使うと公言していたため有言実行するためにこの1匹から構築をスタート。
わたげでS下がった相手に上からダイジェットを撃ってワンパンしたら後ろのポケモンもそのまま倒せるんじゃないすか〜、ということでルチャブルを採用。
物理型だと威嚇が怖すぎるので特殊のダイジェッターを採用。
環境的に強そう&ヒメンカ以外でも起点を作りたかったのでトゲデマルを採用。
補完でバクガメスを詰め込んでパーティとなりました。
個体解説
ヒメンカ
数値:12-6-6-6-6-5
特性:わたげ
持物:しんかのきせき
ギガドレイン ねむりごな
ひかりのかべ こらえる
構築のスタートであり最高のクッション。
進化の輝石+一致ギガドレインの打ち合い性能の高さは太古の時代から主張していますが、このポケモンはそれに加えてわたげという最強特性を持っています。
殴られながらわたげを発動させつつ後攻ねむりごなをすることによって眠りターン消費0のS4ポケモンが相手の場に残ることになり、後続のポケモンの後出しが超安定するなどパーティの潤滑油としての性能があまりに高いです。
攻撃を被弾する度に特性が発動するため、例えば殻を破ったパルシェン相手にこらえるを選択すると相手のSが5段階下がり一気に抜き去って有利な状況を作ることが出来ます。(わかる人にはダイアイスを撃たれて面倒なことになります)
ちなみに型破りに殴られても発動します。
パーティの完成度には納得いっていませんが、このポケモンだけは本当に一線級の性能であると感じます。
ひかりのかべの枠は直前まで悩んでいた所であり要検討です。「あまえる」「こうごうせい」「かふんだんご」などが候補だと思います。
数値:12-7-6-6-6-7
特性:かたやぶり
持物:いのちのたま
ビルドアップ アイアンヘッド
ヒメンカのS補助から降臨させ敵の上からダイジェットを撃ちS上昇からの全抜きを狙う本構築のエースでです。
体色もちょっと似ている事から2匹の相性の良さが伺えますね。
トゲデマルの頑丈やミミッキュのばけのかわ、コオリッポのアイスフェイスを無視して吹っ飛ばすことができる型破りでの採用です。
珠ダイジェットはH12B7のポケモンを9割の乱数1発にでき非常に高火力ですが、B8であるコータス、電気タイプであるロトム、襷持ちのパルシェンに阻害されうまく立ち回ることが出来ずに苦戦をしいられました。
ダイナックルの威力が低いのが特にきつく、環境的にもあまり強いポケモンではないと感じてしまいました。
ビルドアップは、Sが下がった相手の前で防御を上げつつ火力上昇を狙いたかったが故の採用ですが絶妙に火力が足りずにあんまり役に立っていなかった気がします。ただダイマックスエースにダイウォールは必須だと考えているので入れ替えるとしてもつるぎのまい辺りになると思います。
ロトム(スピン)
数値:12-5-7-7-7-7
特性:ふゆう
持物:オレンのみ
10まんボルト エアスラッシュ
わるだくみ みがわり
第二エース。
メイン火力であるリチャブルが悪戯心やけど&麻痺(ヤミラミ、ベロバー、チョロネコ)、威嚇(ウインディ、ハリーセン)、相手のルチャブルに弱いためその辺りで止まらないスピンロトムを採用しました。
ヒメンカのねむりごな、もしくは後述のトゲデマルで麻痺を入れたポケモンの前で身代わり連打からの悪巧みを積み全抜きを狙います。
みがわりは相手のダイマックスを枯らしたりも出来たので便利でしたが、技範囲が狭すぎることが選出率を下げる要因となってしまっていました。
わるだくみを積めなかったりダイマックスが切れたりすると火力が低めなのが弱い所です。
「ダイマックスエースにオレンのみ、きのみジュースを持たせると強い」という事実は本大会を通して強く認識することになったので、従来のように火力アップアイテムではなく回復持ちをエースに据えるのが今作のスタンダードになるのかな、と考えたりしていました。
数値:12-7-8-7-6-6
特性:スキルリンク
持物:きあいのタスキ
なみのり からをやぶる
襷を盾に相手のエースを切り返す枠として採用。1ターンの行動保証があるため相手のダイマックスターンも稼ぐことが出来ます。
からをやぶって全抜きを目指すと言うよりかは、先発で出したりエースが倒れた後の詰め切り役として選出する想定でした。
一般的なパルシェンはロックブラストを採用すると思われますが、対ウインディ・対鋼性能を高めるなみのり、からをやぶるを使わない立ち回りをする際に強そう&単純に便利そうなこおりのつぶて、どちらも外すことが出来ずに今回は不採用となりました。
水技より岩技が欲しかった場面は一度もなかったので、なみのり採用で良かった気がします。
今作のパルシェンは相手のダイマックスにより思ったよりも簡単に切り返されてしまうため、前作までほど理不尽な暴れ方はできなくなってしまいましたが、それでもH12B7を確定1発に持っていくつららばりの高火力っぷりは頼もしかったです。
数値:12-7-6-6-6-7
特性:がんじょう
持物:きのみジュース
10まんボルト ほっぺすりすり
先発役兼起点作り役。
がんじょうを盾に確実に行動し、後ろのエースを補助します。アイアントやヒヒダルマ、ミミッキュなどKP上位になりそうなポケモンに対して隙を見せず、先発としての性能が非常に高い有難いポケモンです。
ニードルガードは軽微なダメージを受けている状態で相手のダイマックス技に合わせると貫通ダメージできのみジュースを発動させつつ相手のダイマターンを削ることができるので便利といえば便利でしたが、こらえるのほうが同じようなことができる上に確実です。ダルマの技を見れるのは利点ではありましたが・・・。
今作はダイマックスをいかにいなせるかが重要なため、がんじょう+きのみジュースの強さが際立っているように思います。
びりびりちくちくでもダイサンダーにすることでパルシェンを飛ばす事が出来るようになりましたが、うちのトゲデマルは非ダイマックス前提なので相変わらず10万ボルトですね。
アイアントにいわなだれ怯みを絡めて無償突破された時は目からきのみジュースが止まりませんでした。
数値:12-6-8-7-7-6
特性:シェルアーマー
持物:シュカのみ
おにび がんせきふうじ
補完枠。いわゆる(?)B8枠を兼ねてます。
これまでの5匹が完全にヒートロトムを舐めていることと氷抜群(ヒヒダルマの氷が抜群)が多すぎることから急遽採用。地面持ちのダルマやアイアントが怖かったのでシュカのみを持たせています。
タイプとステータスが強いので適当に出して鬼火と岩石封じを撒き散らしているだけで一定ラインの活躍はしてくれる強いポケモンです。
ただ、補完であるこのポケモンの選出率が非常に高かった事からこの構築のメイン軸があまり練られていないことを痛感しました。
感想
ヒートロトム、コータス、バチンウニを舐めた構築のためその辺りが入ったパーティに順当に負けていました。
思ったよりルチャブルが活躍できなかった事が何よりの敗因であり、そして悔しかったポイントです。
対戦数が多く(しんどいと思いながらも)非常に楽しい大会だったので次回があれば是非参加したいと思います。